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コピペチェックツール-2022年08月25日

コピペチェックツールには、定番の「コピペリン」のほか、いくつかのツールが知られています。

無料のツールもいくつかありますが、一度にチェックできる文字数などに制限があり、文章の一部分をコピペしてネット検索にかけるというものなので、いちいち作業量が膨大になり、チェックを日常業務として行うには機能不足の感が否めません。

そこで、日常的に業務でコピペチェックを行う場合、あるいは大量のコピペチェックを行う場合に必要な機能面から、おすすめ順にコピペチェックツールを紹介しています。

ツールの使い分けとしては、日常業務でコンテンツ制作を行う編集者、ライターなどで有料の高機能ツールを使い、副業ライターなどは無料でまずは試して使うといった方法をおすすめします。

コピペチェックツールの用途・利用目的

コピペチェックツールの用途、利用目的には次のものがあります。

コピペコンテンツの排除・修正

自社あるいは外注で執筆された記事などの文章が、第三者の著作権を侵害していないかどうかのチェックがあります。
他人の著作権侵害は法的な問題になるだけでなく、低品質なコンテンツとして検索エンジンからみなされ、SEO面でも著しく不利になることがあげられます。

外注したライターが他サイトのコピペをしていないかどうか、学生の論文が何かのコピペではないかどうかといったことのチェックが第一にあげられます。

AIツールの生成文章チェック

特に、文章作成のためにAIツールを使用することもあるかもしれません。
しかしAIの性質上、ゼロから文章を生み出すわけではなく、既存の文章の学習を通じて生成する文章には、事実の誤りだけでなく、明らかにコピペと思われる箇所が意外に多く発生します。
コピペチェック、修正、リライトは必須の作業であるといえます。

AIツールの生成文章チェック

意外な使い方としては、自身の文章やウェブサイトを、第三者がコピペしていないかどうか、著作権侵害されていないかどうかの調査に使用することができます。
自分のウェブサイトの文章をチェックして、他人のコピペの可能性が高いと判定された場合には、その他人のウェブサイトこそがコピペをしている可能性が高いということになるからです。

コピペチェックツール「コピペリン」(月額500円)

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記事・文章コピペチェックツール「コピペリン」

月額500円、年間で6,000円で、記事数の制限なし、文字数の制限なしの、コスパ最高のコピペチェックツールです。
無料ツールにはない高機能なツールのため、業務で日常的に使用するのに向いており、コピペチェック業務を効率化できます。

「コピペリン」の特徴

チェックしたい対象ファイルを選択し、自動で分節ごとに対象ファイルの文章を区切るなどして、ウェブ上のコンテンツからコピペの有無を判定できます。

コピペリン

記事を完全自動で、インターネットに公開されている他のウェブサイトにある記事のコピペではないかどうかを、記事の細かい文節ごとに分析します。
また、ファイル間の記事どうしでも、コピペがされているかどうかを完全自動でチェックします。
テキストだけではなく、CSVファイル(縦方向、横方向の両方対応)、Word・Excelファイル、URL指定の読み込みにも対応しているので、他のツールではできないコピペチェックが可能です。

導入ユーザー数が5000以上というのも、業務に使用できる機能を備えているためであるとわかります。

このようなときに

記事作成を外注しているが、コピペしていないかどうか、不安を感じる。
過去にGoogleなどから類似コンテンツとしてペナルティを受けたことがある。
大量の記事を依頼した時に、記事どうしのコピペがされていることに、後で気づいた。

コピペリンの機能

文章ごとにチェック

コピペの判定基準として、下記の観点からのチェックが行われます。

完全コピー完全一致

完全一致を発見するため、コピペの確実性が高いものを見つけます。

使用文字一致文字数

一致する文字の割合を判定することにより、偶然にしては不自然な類似コンテンツを発見します。
複数のサイトからの流用や、程度の低いリライトなど、一部を改変したり編集したりしていても、一致している文字が多くあるものを発見します。

照合文章一致率

検索でヒットした検索結果を母数とした時に把握できる文章一致率から、連続して一致している文章部分が多くあるものを発見します。

判定文章一致率

検索でヒットしたサイトと検索を掛けた文節を分子にした場合に把握できる文字一致率から、程度の低いリライトなど、一部を改変したり編集したりしていても、一致している文節が多くあるものを発見します。

怪しい部分は赤くアラート

  • 機能1:文章ごとにチェック
  • 機能2:怪しい部分は赤くアラート
  • 機能3:完全コピー文字は下線で表示
  • 機能4:あいまい連続一致の文字チェックは赤文字で表示
  • 機能5:照合文章一致率をグラフ(%)表示
  • 機能6:判定文章一致率をグラフ(%)表示
  • 機能7:どこが問題かをすぐにチェックが可能
  • 機能8:レポート出力機能
  • 機能9:テキスト貼り付け機能
  • 機能10:除外URLの設定が可能
  • 機能11:読み込みファイル数の表示
  • 機能12:文字コード
  • 機能13:設定条件の保存機能
  • 機能14:指定URLの読み込み
  • 機能15:さまざまなファイルが読み込み可能
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    コピペリン画面
    記事・文章コピペチェックツール「コピペリン」


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    CopyContentDetector(個人向け月額300円/1,000円/6,000円・無料プランあり)

    https://ccd.cloud/

    CopyContentDetectorは無料のコピペチェックツールです。
    コピーチェックしたい文章を【文章を登録】に貼り付けて[チェックする]ボタンを押す簡単な操作。
    コピーチェック実行回数制限はありませんが、一回のチェックで行える文字数に制限(4000文字まで)があり、制限文字数が大きい有料プラン(8,000文字で月額300円~)もあります。
    優良プランは、月額300円で10記事または10,000文字/月まで、月額1,000円で50記事または40,000文字/月まで、月額6,000円で200生地または160,000文字/月となっています。
    文字数から見れば1,000円プランくらいはほしいところです。

    CopyContentDetectorの利用方法

    CopyContentDetector

    1.文章を登録する

    コピーチェックしたい文章を【文章を登録】に貼り付けて[チェックする]ボタンを押します。【CSV一括登録】、【テキスト一括登録】から文章一括登録も可能です。コピペチェック文字数は25文字から4,000文字です。有料プランは8,000文字になります。
    コピーチェック実行回数制限はありません。

    2.調査を待つ

    しばらくするとコピペチェックが始まります。コピペチェックが完了すると完了通知が表示されます。しばらくお待ち下さい。

    3.確認する

    ブラウザのページ再読込をして、コピペチェック結果を確認してください。【コピペチェック結果】からコピペチェック結果が確認できます。

    コピーチェックに遅延が発生し、完了結果が表示されず、確認できませんでした。(2022/6/22)
    その後、8月になって利用し、何度か利用できました。
    2022080401.jpg

    CopyContentDetector 2β版

    CopyContentDetector 2β版は無料のコピペチェックツールです。
    機能追加&有料プランの準備中となっています。

    CopyContentDetector 2β版

    1 文章を貼り付けてボタンを押す

    コピーチェックしたい文章を貼り付けて[チェックする]ボタンを押します。
    コピペチェック文字数は25文字から文字です。コピーチェック実行回数制限はありません。

    2 結果を待つ

    しばらくするとチェックが始まります。チェックが完了すると完了通知が表示されます。混雑状況によってチェック時間が前後します。

    3 確認する

    【チェック結果を確認ボタン】を押して結果を確認してください。チェック結果は無料プラン、有料プランに関わらず10日間経過すると、自動で削除されます。

    コピペルナー(月額2000円~)

    コピペルナーは、次の方のみへの販売です。

    ・教育機関の教職員の方
    ・法人で購入の方

    http://www.ank.co.jp/works/products/copypelna/
    コピペルナーは、コピペ判定支援ソフトです。
    レポートや論文などの文書ファイルと、インターネット上や「J-STAGE」上の文章、また文献集や過去レポートなどの文書ファイルとのコピペチェックが可能です。

    2022062213.jpg

    一括コピペチェックが可能

    コピペ判定対象レポート(文書ファイル)を、インターネット上や「J-STAGE」上の文章、文献集や過去レポートなどの文書ファイルとコピペチェックを行います。
    また、コピペ判定対象ファイル同士とのコピペチェックも行います。
    一括コピペチェックが可能で、完全一致はもちろん、語尾のゆらぎ(変化)も一致とみなす、あいまい一致によるコピペも検出します。

    判定範囲

    インターネット(Google APIを使用)
    J-STAGE(J-STAGE APIを使用) 新機能
    文献集
    過去レポート
    指定されたレポート同士

    ※「J-STAGE」は、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が構築した、日本の科学技術情報の電子ジャーナル出版を推進するプラットフォームで、4百万件以上の論文および2,000誌以上のジャーナルが公開されています。

    コピペルナー画面

    直感的な判定結果

    判定結果には、判定レポート(判定ファイル)のコピペ割合、インターネットからのコピペ状況、コピペ元の文書ファイルなどを表示します。
    コピペと思われる箇所は完全一致・あいまい一致の区別により色分け表示されます。
    コピペと思われる箇所は、ハイライト表示されるので、直感的にコピペ状況を把握できます。また、文書間のコピペ状況・相関関係についても表示します。

    コピペ判定結果一覧画面

    「コピペ判定一覧画面」では、コピペチェック全体の結果を確認することができます。
    コピペ割合別の判定レポート数(判定ファイル数)がグラフ表示され、コピペ率の高い判定ファイルからコピペ状況詳細を確認することができます。
    判定結果をCSV出力したり、印刷することも可能です。


    chiyo-co(月額4,400円~・無料プランあり)

    chiyo-coは、無断転載・引用などを見つけるためのコピペチェックだけではなく、文章同士が似ているか否かを判断する類似判定も行います。

    プラン100は、月額\4,400で100回までのチェックができます。
    プラン500は、月額\16,500で500回までのチェックができます。
    プラン2000は、月額\55,000で2,000回までのチェックが可能です。

    無料プランもありますが、月間で10回のコピペチェックまでしかできません。
    業務として行うには、有料プランを検討することになるでしょう。

    無料コピペチェックツール

    無料で提供されているコピペチェックツールには、次のものがあります。
    無料のため、有料ツールと比較して機能が限られているといったデメリットはありますが、ちょっとした文章をたまにチェックするには使えます。

    コンテンツドクター

    SEO会社、ペコプラが作った無料コピペチェックツールが、コンテンツドクターです。

    コンテンツドクター

    説明ページ:https://pecopla.net/about-contents-doctor

    コピペチェックツール こぴらん

    https://copyrun.net/
    無料で使える簡易コピペチェックツール「こぴらん」は、フォームに文章をコピペしてチェックをかけるだけで、文章を自動的に文に分解し、その文が他サイトやブログ等で使用されていないかどうかをチェックできます。

    こぴらん

    一回にチェックできる文章は4000文字までとなっています。

    1 入力フォームにリアルタイム文字数カウント機能搭載
    2 入力された文章を自動で80文字未満の文に分解
    3 コンマ「,」による手動の文区切りも可能

    検索結果

    検索結果を見る限り、文章の部分ごとの一致の、ネット検索です。

    重複コンテンツ・ミラーサイト・類似ページ判定ツール sujiko.jp

    類似サイトチェックツールです。

    http://sujiko.jp/
    比較する2つのウェブサイトそれぞれのURLを入力し、類似度を判定します。

    類似サイトチェックツール


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